ぐり茶の杉山

公開日:2023/06/28 最終更新日:2024/03/06
ぐり茶の杉山の画像

緑茶はペットボトルで気軽に飲めますが、急須で淹れたものは本物ならではの味わいがあります。なかでも茶葉の品種や製法によって色や風味もさまざまです。素材や製法にこだわる、ぐり茶の杉山はギフトにも最適な商品が数多くあります。今回は、そんなぐり茶の特徴やこだわりについて紹介します。

深蒸し茶製法のぐり茶を全国に通信販売する専門店

ぐり茶の杉山は、静岡県伊東市に本店を構えるお茶の専門店です。深蒸し製法で作られるぐり茶を製造販売しています。

ぐり茶は深蒸し製法で作られる

そもそも「ぐり茶」とはどんなものなのでしょうか。ぐり茶とは、緑茶の種類のひとつで元は同じチャノキの茶葉ですが、製法に違いがあります。煎茶は茶葉を発酵させず、蒸して乾燥させます。一方ぐり茶は、通常の2倍の時間をかけて蒸します。深蒸しは茶葉の仲間で熱が伝わり渋みや青臭さが抑えられ、まろやかな味わいになります。

「ぐり茶」のぐりとは?

聞き慣れない「ぐり茶」のぐりは、茶葉の形が由来です。製造過程で茶葉がねじれ、「ぐりっ」とした見た目からつけれてた、伊豆地方独自の愛称です。正式には蒸し製玉緑茶といいます。

ではなぜ独特の形になるのでしょうか?それは、精揉(せいじゅう)という過程がないからです。一般的な煎茶は、細くそろった形に整えるため、蒸した後乾燥させる工程で一定方向に揉みます。

ぐり茶は乾燥の過程で茶葉を揉まず、筒状の機械で遠心力を利用しながら優しく乾燥させます。茶葉を揉まずに乾燥させることで、茶葉が傷まず茶葉独自の旨み成分を閉じ込められます。形はいびつでも、煎茶とは異なる味わいがあります。

通信販売も可能

直営店は伊豆地方ですが、全国へ通信販売も行っています。商品代5,400円(税込)以上で送料550円引き、本州・四国・九州は送料無料でお届けします。家庭用や贈答用などまとめて購入するとお得ですね。家族や近所の人との共同購入もおすすめです。

ブレンドによって生まれる杉山の「ぐり茶」

ぐり茶は1930年代に誕生し、その後杉山のぐり茶は独自のブレンドにより生み出されました。

ぐり茶の歴史

一般的な日本茶より比較的新しいぐり茶は、現在のロシアへの輸出を目的に開発されました。当時のロシアは中国から釜炒り製法の玉緑茶が輸入され人気がありました。その味に近づけるべく研究、明治維新ごろからイギリスやアラビアへも輸出され日本茶が世界に広がりました。

しかし、紅茶が安く入ってきたり一時の日本茶の品質低下から輸出は衰退。しかし、日本茶にはビタミンCが多く含まれるとの研究結果から再度品質や製法を見直し、深蒸しで形や苦味を抑えることで国内でも親しまれるようになりました。

しかし、「蒸し製玉緑茶」ではいいづらいため、形状から「ぐり茶」と名付けられたといわれています。

杉山独自のブレンド

ぐり茶はメーカーによりブレンドが違い、それぞれの味わいがあります。杉山のぐり茶は「華やかで奥行きのある飽きない味わい」と表現され楽しまれています。杉山は3種類の品種をブレンドしています。使用している茶葉は静岡・鹿児島・宮崎といずれも茶の名産地のもの、各農家の個性を引き出しています。

ブレンドは、年間を通して安定した飽きない味を追求するためのこだわりです。1産地あたり2〜4種類の茶葉を仕入れ、なかでも毎日微妙に品質が違うことも含めると30種類以上の茶葉をブレンドしています。さらに3産地ブレンドされることを考えると、杉山のぐり茶は90種類以上の原料で作られています。

使用するのは味や風味が異なる確かな品種

静岡は「やぶきた」という品種で香りが豊かでさっぱりとしたのどごし。鹿児島の「さえみどり」と「ゆたかみどり」はしっかりとした味わいで茶の色が鮮やかなのが特徴です。宮崎は「さえみどり」と「やぶきた」はさっぱりとした中にもほのかな甘みが感じられます。

飽きない味を引き出す工夫として、露地栽培やかぶせ製法の茶葉も使用しています。かぶせ製法とは、茶葉の新芽に寒冷紗などをかぶせ、日光をさえぎります。1週間ほど陽の光を当てずに新芽を育てると、茶葉の色が濃く渋みが抑えられます。その結果、甘みや苦味など味にコントラストが生まれ、奥行きのある味わいになります。

一番茶から季節の限定品、ギフトまでお取り寄せ可能

ぐり茶のなかでも最高クラスの一番茶から家庭用までさまざまな商品がお取り寄せ可能です。新芽のうちに収穫された茶葉を使用した一番茶は香りやコクが楽しめます。季節限定の新茶や、手軽に楽しめるティーバッグ・ギフトなど用途に合わせた商品がそろっています。5,400円(税込)以上で送料が無料になります。

ぐり茶の杉山の商品例

商品画像 ぐり茶の杉山の商品例
料金 ¥1,404
容量 100g
原産地 日本
原材料 緑茶

まとめ

あまり聞き慣れないぐり茶は、緑茶の一つですがじっくり蒸して加熱するためまろやかな味わいが特徴です。ぐり茶の杉山は伊豆地方に店舗を構え、こだわりのブレンドで親しまれています。全国各地の茶の名産地から原料を仕入れ、毎日飲んでも飽きない味を追求しています。

直営店はもちろん、全国へ通信販売も行っており自宅で美味しいぐり茶が楽しめます。家庭用や手軽に楽しめるティーバッグ、贈答用など取り扱い商品も豊富なので、ぜひ美味しいお茶をみんなで味わってみてください。

ぐり茶の杉山の口コミ・評判

朝一はこれです(うっちー)
朝一番に飲む濃くて熱いお茶が好きなので、安い茶葉をたくさん急須に入れて、沸かしたてのお湯でいれるときはこの茶葉と決めています。確かに金額が高い茶葉の方がきちんと淹れるとおいしいけど、自分はもう何十年もこれが一番好きな飲み方。他の会社のお茶はほとんど飲んだことがない。
運営者コメント

こちらの方は、ぐり茶の杉山のお茶を独自のこだわりで、毎日の習慣として飲まれているようですね。高価な茶葉よりも、自分の好みに合った方法で淹れた方が好みであり、何十年も同じ方法で楽しんでいるとのことです。 他社製品はあまり試したことがないようで、この飲み方が一番好きなスタイルとして定着しているようですね。安くてもおいしくないお茶もある中で、この商品を選んでいるということは、値段に反して味がよく、コスパのよさを感じているためだと思われます。

ぐり茶の杉山の基本情報

会社名株式会社 杉山製茶工場
住所〒414-0033静岡県伊東市馬場町1-11-6
電話番号0557-37-1202
受付時間月曜~金曜10:00~12:00/13:00~16:30
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