
日々の暮らしの中で、お茶をゆっくり楽しめる時間をもちたいものです。みなさんはいつもどんなお茶を飲んでいますか?お茶とひと口にいっても、実にさまざまな種類があり、選ぶのも意外に大変です。今回の記事では、参考になるように、便利なお茶の通販サイトを紹介します。じっくり品定めしたうえで、お気に入りのものを選んでみてください。
新潟銘茶を中心にさまざまなお茶を販売している通販サイト
新潟市内に本拠を構える浅川園は、昭和11年創業の老舗のお茶専門店です。新潟といえば、茶産地として、県内北部の村上市でつくられる村上茶が有名でしょう。静岡や鹿児島など、温暖な地域で栽培が盛んなイメージのお茶がなぜ雪国で?そう疑問に思う方もいるかもしれません。
村上市は、寒冷地でも、ちょうどいい積雪量など、栽培にふさわしい気象条件がそろっています。雪の下に埋もれることで日本海からの寒風も回避。短い日照時間により、渋みの原因となるタンニンの量が少なく、香り高く、甘みの強いお茶が育ちます。その評判は、北限のお茶どころと称されるほどです。
浅川園では、村上茶をはじめ、地域の特産物のひとつ、枝豆を炒ってほうじ茶にブレンドしたものや、米どころならではのコシヒカリ入りの玄米茶などの新潟銘茶を取りそろえています。
ちなみに緑茶は、動脈硬化や高血圧などの予防にも効果のあるカテキン、リラックスを促進させるうまみ成分、テアニン、さらに、ビタミンCやミネラルも豊富です。美味しく味わいながら、なおかつ、健康にもつながるので、まさに一挙両得といえます。ふだんから緑茶を飲む習慣を取り入れたいものです。
煎茶・番茶・抹茶・ほうじ茶などの緑茶を販売
浅川園が取り扱うのは、もちろん、新潟銘茶に限定したものではありません。全国各地に広がる名産地のものも提供しています。玉露、煎茶、番茶、抹茶、ほうじ茶など、種類も多彩です。
余談ですが、玉露と一般的な緑茶の違いはご存じでしょうか?結論からいうと、相違点は、日光を抑えて栽培されたかどうかです。お茶は日光を浴びると、タンニンが増加し、渋みが強くなります。玉露の場合、新芽の段階、あるいは、収穫の3週間前あたりから、よしずで覆いを施し、日光を当てないように工夫。
みなさんも旅先でそんな光景を見たことがあるかもしれません。結果として、うまみ成分であるテアニンが増え、美味しく仕上がるわけです。玉露シリーズには、日本三大茶産地のひとつ、宇治産の有機栽培された水出し玉露や日本一の玉露産地で名高い福岡の八女産などを用意しています。
一方で、緑茶といえば、煎茶をすぐに思い浮かべる方も多いでしょう。浅川園では、煎茶にも良質なものがそろっています。新茶を使った浅蒸し、深蒸し、カテキン満載の渋めのもの、カフェイン控えめで赤ちゃんも飲めるものなど、バリエーションもいろいろです。
このほかにも、洗練された味わいのほうじ茶や夏にピッタリな甘い抹茶、急須いらずで使い勝手のいい粉茶など、シーンに合わせたラインナップとなっています。とくに、芽と葉、茎を細かく刻んだ芽茶は、浅川園で人気の高い商品で、要注目です。
美味しく味わえる期間が限られている「季節限定茶」も提供
もともとお茶は、チャノキと呼ばれるツバキ科の常緑樹を素材にした飲み物です。日本各地の大半を占めるやぶきたをはじめ、おくみどり、べにふうきという品種があります。
植物である以上、旬という観点は見逃せません。栄養価が高く、最も美味しいとされるのが、4月中旬から5月にかけてのいわゆる新茶の季節です。浅川園でも、季節ごとの味わいが満喫できる期間限定茶を取りそろえています。
たとえば、夏季限定で代表的なのは、京都宇治産の有機栽培水出し玉露です。香りも、まろやかな甘みも抜群で、蝉の鳴きしきる午後のひとときに、上質な涼をもたらす一品。ティーバッグもあり、カジュアルに飲めるのもメリットです。
このほかにも、花粉症、アレルギー性鼻炎にも効果のあるべにふうきを飲みやすくしたもの、カテキンたっぷりの有機栽培三番茶、お茶の生産量で全国トップ3に入る三重県産の伊勢茶の水出しかぶせ茶など、個性豊かな品ぞろえとなっています。
期間限定茶は、その名の通り、限られた時期にしか登場しません。次のシーズンを指折り数えながら待ちわびるのも、浅川園の魅力といっていいでしょう。
浅川園の商品例
商品画像 | ![]() |
料金 | 1,296円 |
容量 | 40g |
原産地 | 不明 |
原材料 | 不明 |
まとめ
日本におけるお茶の始まりは、平安時代初期まで遡るといわれています。伝来当初は、滋養強壮、体力回復のために飲まれていたほど。とくに、栄養がたくさん詰まった新茶は、一年間の無病息災や健康長寿にもつながるといわれ、古くから日本人の間で好んで飲まれてきました。お茶は、日常生活に欠かせない飲み物としてだけでなく、茶道や行事ごとを通じて、日本文化の一翼をも担っています。
今回の記事では、手軽に購入できる方法として、新潟の老舗、浅川園の公式通販サイトを紹介しました。特徴は、北限の茶どころ、村上茶などの新潟銘茶を中心に、煎茶、番茶、茎茶など、全国各地に点在する名産地の商品を数多く取りそろえていることです。本稿をきっかけに、慌ただしい日常の中で、お茶を飲んでほっとひと息つける時間をつくってみてください。
浅川園の基本情報
会社名 | 株式会社 浅川園 |
住所 | 新潟市東区卸新町2丁目848-7(本社工場) |
電話番号 | 025-273-5151 |
受付時間 | 10:30~12:00/13:00~17:00 |
休業日 | 土曜、日曜、祝日 |
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